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■かまぼこの歴史 かまぼこは、塩などといっしょに練り上げ、加熱することで作られる、歴史の長い加工食品です。日本各地に様々な形式のかまぼこがあり、風土・暮らしに密着して親しまれてきました。 文献に残っている中でもっとも古いかまぼこの記録としては、「類聚雑要抄本」という江戸時代の本に登場した献立が挙げられることが多いようです。この本は1672年(寛文12年)のものとされますが、室町時代以前の古式の料理が記録されています。この中に、1155年(永久3年)の関白右大臣藤原忠実のお祝いの席の料理が絵と共に記されており、この絵には「蒲鉾」と記された料理も描かれています。この「蒲鉾」は、串がついたままの竹輪のようなものだったようです。 かまぼこの製造方法は、1528年の「宗五大草紙」(伊勢貞頼)や、1684年の「擁州府志」などの料理書に記されています。この頃のかまぼこは、竹串などに魚肉をつけて焼くなどしており、「蒲の穂」に似た竹輪状のものだったようです。 揚げ蒲鉾のルーツは、沖縄地方ともされます。沖縄では「チキアーゲ」と呼ばれています。これが鹿児島に渡り「つけ揚げ」となり、さらに関東で「さつま揚げ」と呼ばれるようになりました。 |
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