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リスペクト偉人伝 Last update 2006-10-22 20:02 実在した人物などをモデルとした巨像は数多く存在しています。このページでは、そんな偉人たちを簡単ではありますが紹介していきます。 巨像のモデルとなった偉人たち ■釈迦(ゴータマ・シッダルタ) 釈迦牟尼(「シャカ族の聖者」の意味)。仏教の開祖。紀元前のネパールに生まれました。裕福な家に生まれたのですが、29歳で出家。悟りを開き、弟子を育て、80歳で入滅したとされます。釈迦を仏としてカタチにしたのが「釈迦如来」ってカンジ。 「如来」は修行中の釈迦をモデルとしています。そのため、質素な衣服などが特徴となっています。「菩薩」は裕福な生活を送っていた時代の釈迦がモデルであるため、きらびやかな装飾品などを身につけていることが多いです。ともかく、釈迦は全ての如来像・菩薩像のモデルともなっているワケです。 伝記(漫画):「ブッダ →主な釈迦像:南蔵院涅槃仏(福岡県) ■空海(弘法大師) 真言宗の開祖。「弘法大師」とは、死後に贈られた諡号(しごう)。諡号とは、生前の業績によって贈られる呼び名のことです。現在では、「大師」といえば、たいていの場合、空海のことを指すようになっています。 伝記(漫画):「弘法大師空海 →主な空海像:室戸青年大師像(高知県室戸市) ■日蓮 法華宗・日蓮宗系の宗派の開祖。 伝記(小説):「国僧日蓮 →主な日蓮像:日蓮聖人像(新潟県佐渡市)、銅造日蓮聖人立像(福岡県福岡市) ■聖徳太子 仏教信仰を記した十七条の憲法をつくり、法隆寺などを建立した日本仏教の立役者となった人物。用明天皇の子で、推古天皇の元で摂政として政治を司った。 伝記(漫画):「聖徳太子 →主な聖徳太子像:聖徳太子像(岐阜県大野町) ■親鸞 浄土真宗の開祖。法然の弟子。 伝記(漫画):「親鸞 →主な親鸞像:親鸞聖人大立像(新潟県北蒲原郡) ■達磨 インドから中国にわたり禅宗を起こした僧。ぎょろりとした眼やひげなどは、インド人の容貌を表現したものとされる。特に大師という名を贈られたわけではないが、日本では普通に「達磨大師」と呼ばれる。 →主な達磨像:立達磨(岐阜県飛騨市) ■賓頭盧(びんずる) 「おびんずる様」と呼ばれ親しまれている、釈迦の弟子の一人。修行熱心な行者でしたが、お酒が好きなのが唯一の欠点。お釈迦様に諭されて一度は酒を絶つも、我慢できずに飲んでしまい破門されてしまいました。その後、心を入れ替えて修行し、本堂の外陣ならお釈迦様のそばにいてもいいとゆーことになったそうです。賓頭盧尊者は、釈迦入滅を見守った16人の弟子の一人です(十六羅漢)。 当サイトでは扱っていませんが、お寺に行くと「なでぼとけ」という象があったりします。手ごろな観音像が「なでぼとけ」として設置されていることがありますが、基本はこの「おびんずる様」。自分の体の悪い部分とびんずる像の同じ部分を交互になでるなどすると、びんずる様が治してくれるそうな。 →主なびんずる像:おびんずるさま(熊本県山鹿市) Since 2006.4.9 |